たった1週間で、ビフィズス菌が2倍に!~オリゴ糖は、腸の貴重な栄養源

2013.7.4
オリゴ糖を摂取すると、腸内のビフィズス菌が増える

オリゴ糖を摂取して1週間で、腸内のビフィズス菌が2倍以上に増えたという実験結果があります。

オリゴ糖で腸内のビフィズス菌が1週間で倍に!

オリゴ糖の摂取前と摂取後で、腸内のビフィズス菌の増減を調べた実験があります。

オリゴ糖摂取による、腸内環境におけるビフィズス菌の変化オリゴ糖摂取前は17.8%だったビフィズス菌は、1週間後は38.7%(約2.2倍)、2週間後は45.9%(約2.6倍)と大幅に増えました。

逆にオリゴ糖の摂取をやめると1週間で元の状態に戻ってしまうこともわかっています。

オリゴ糖は胃や小腸で消化されず、低カロリー

オリゴ糖は胃や小腸で消化されず、大腸へ届いて、善玉菌であるビフィズス菌のえさになって、腸内環境を整える働きがあります。

胃や小腸で消化吸収されないため、オリゴ糖のカロリーは砂糖の半分程度と低カロリーです。

オリゴ糖が豊富に含まれる食材、食品

オリゴ糖が豊富なバナナオリゴ糖が多く含まれる食材には、果物、はちみつ、豆乳のほか、トウモロコシ、にんにく、納豆、ネギ、玉ねぎ、ごぼうがあります。

特にバナナ1本(約100g)には、約300mgと、オリゴ糖が豊富に含まれています。

オリゴ糖の1日あたりの摂取量の目安は3~5g

ポイントを説明する女医さんシロップ状や細粒状のオリゴ糖が市販されています。フラクトオリゴ糖、ダイズオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖などの種類があります。

オリゴ糖の1日の摂取量の目安は、3~5g程度。急にオリゴ糖を取ると、下痢になることもあるので、お腹の調子を見ながら量を調節しましょう。