オリゴ糖を摂取して1週間で、腸内のビフィズス菌が2倍以上に増えたという実験結果があります。
オリゴ糖で腸内のビフィズス菌が1週間で倍に!
オリゴ糖の摂取前と摂取後で、腸内のビフィズス菌の増減を調べた実験があります。
オリゴ糖摂取前は17.8%だったビフィズス菌は、1週間後は38.7%(約2.2倍)、2週間後は45.9%(約2.6倍)と大幅に増えました。
逆にオリゴ糖の摂取をやめると1週間で元の状態に戻ってしまうこともわかっています。
オリゴ糖は胃や小腸で消化されず、低カロリー
オリゴ糖は胃や小腸で消化されず、大腸へ届いて、善玉菌であるビフィズス菌のえさになって、腸内環境を整える働きがあります。
胃や小腸で消化吸収されないため、オリゴ糖のカロリーは砂糖の半分程度と低カロリーです。
オリゴ糖が豊富に含まれる食材、食品
オリゴ糖が多く含まれる食材には、果物、はちみつ、豆乳のほか、トウモロコシ、にんにく、納豆、ネギ、玉ねぎ、ごぼうがあります。
特にバナナ1本(約100g)には、約300mgと、オリゴ糖が豊富に含まれています。
オリゴ糖の1日あたりの摂取量の目安は3~5g
シロップ状や細粒状のオリゴ糖が市販されています。フラクトオリゴ糖、ダイズオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖などの種類があります。
オリゴ糖の1日の摂取量の目安は、3~5g程度。急にオリゴ糖を取ると、下痢になることもあるので、お腹の調子を見ながら量を調節しましょう。