便秘の人の7割が冷え症だといわれています。
冷え症を解消すると、便秘が解消されたり、その反対に便秘が改善すると冷え症もよくなるケースが多く、「冷え」と便秘は関連があるとされています。
冷えると交感神経が優位になる
体が冷えると、末梢神経(細い血管)が収縮し、交感神経が優位になりがちになります。
腸は副交感神経が優位の時に、活発に働きます。冷えにより交感神経が上がった状態では、腸の働きは鈍くなります。便秘になりやすくなったり、お腹にガスが溜まって、お腹が張ることがあります。
「冷え」があると、腸への血流が低下する
体が冷えると血流が悪くなり、腸に届く血液量も低下します。そのため腸の働きも悪くなります。便秘やお腹の張りにつがなります。
便秘も冷え症も自律神経の乱れから
便秘の人は、交感神経が優位になりがちで、自律神経のバランスが崩していることが多いです。また冷え症の原因の1つに自律神経のバランスが悪いことが挙げられます。
便秘と冷えのどちらも、自律神経の乱れが関係しており、互いに影響しあっているのです。
便秘にも冷え症にもいい、腹巻き
腹巻きをすると、冷え症はもちろん、便通が良くなります。お腹を温めると、お腹だけでなく、全身の血流を良くする効果があります。
今は薄手でおしゃれな腹巻きもたくさん発売されています。冬の寒い日の外出など特に冷えの気になるときは、腹巻きにカイロを貼って寒さ対策は万全に。お腹だけでなく、全身がポカポカと暖かくなります。