梅雨真っ只中で、食品が腐りやすい季節です。食品が腐るのを「腐敗」といいますが、「発酵」すると、風味が増して、栄養価の高い発酵食品になります。ヨーグルトや納豆やキムチなどです。
腐敗と発酵の違いはどこにあるのでしょうか。実は、腐敗と発酵は腸内でもおこっています。
発酵とは?腐敗とは?
発酵も、腐敗もどちらも微生物が食品成分を分解した状態をさします。
糖類が分解されて、乳酸やアルコールが生成されるのを「発酵」といいます。
一方「腐敗」とは、タンパク質やアミノ酸などが分解されて、硫化水素やアンモニアといった不快臭を出す状態をいいます。
善玉菌を活発にさせて、腸内で発酵をおこす
腸内で善玉菌が活発だと、内容物の発酵がおこります。反対に悪玉菌が優勢になると、腐敗がおこります。
食品の発酵と腐敗と同様に、腸内で内容物が発酵すると、人体に良い影響があり、腸内で腐敗が起こると、人体に悪影響があります。
私たちの腸内でも、腐敗ではなく発酵をおこしましょう。そのためには、善玉菌を活発に働く環境を整えることが大切です。