便意はあるのに、すーっと気持ちよく、楽に排便できない・・・。排便する時は、必ず「いきむ」ものだと思っていませんか?
「いきむ」必要はない
スムーズに排便するために、「いきむ」必要はありません。多少いきんだとしても、ゆるめなければならない場所があります。骨盤底筋です。
いきむ時に骨盤底筋に無意識に力が入って締まっているために、便秘がおこっていることがります。
骨盤底筋に力が入っていて緊張していると、肛門が閉じてしまいスムーズに排便できません。このように骨盤底筋が緊張しているために便が出ないことを、「アニスムス」と呼びます。
スムーズな排便のために、力を入れるところと力を抜くところ
スムーズに排便するためには、骨盤底筋と肛門の筋肉をリラックスさせるのがポイント。
多少いきむ場合でも、力を入れるのは腹筋だけです。直腸に腹圧をかけ、骨盤底筋と肛門周囲の肛門括約筋はリラックスしてゆるませます。