便意があったらすぐにトイレに行きましょう。便意を我慢してしまうと、どうなるのでしょうか?
便意を我慢すると、本来は空の状態の直腸に便がたまってしまう
便が直腸まで押し出されて、外に出される準備が整うと、便意がおこります。
便意を我慢し続けると、しばらくすると便意はなくなってしまいます。
便は直腸にたまったままになりますが、本来便意がない時には、直腸は空の状態です。直腸に便がたまったままになると、そこで硬くなり、強くいきまないと排便しにくい状態になります。
特に女性は、注意が必要
特に女性は、強くいきんで出すことはよくありません。直腸が変形して、直腸瘤ができる可能性があるからです。直腸瘤ができると、スーパー便秘と呼ばれるタイプの便秘になることがあります。
直腸で大量の便が固くなってしまうと、自力では手におえずに非常に苦しくて救急車で運ばれるというケースもあるといいます。
スッキリと排便できない場合も注意が必要
排便はあるものの、少量で残便感がある場合も注意しましょう。出し切れなかった便が直腸にたまっていることがあります。