夕食は、寝る3時間前までに終える!

2013.6.16
寝る前は食べない

腸の働きを良くして、便秘を解消するには、空腹の状態で眠りにつきましょう。睡眠中に腸を働かせる「モチリン」というホルモンを分泌させるためです。

寝ている間も、腸は動いている

夜は胃液の分泌は活発になりますが、腸の蠕動運動は弱くなります。

しかし寝ている間も、腸は自律的に動いて腸の内容物をゆっくりと押し出す働きをしています。

就寝中の腸の働きは「モチリン」のおかげ

寝ている間の腸の運動に関与しているのが、「モチリン」というホルモンです。モチリンは寝ている間に腸を動かす他に、消化酵素や消化管ホルモンの分泌を促して消化管を掃除する働きもあります。

モチリンの分泌を妨げてしまうもの

モチリンは、空腹の時に周期的に分泌され、お腹がいっぱいの時には分泌されません。また、ストレスや緊張で交感神経が活発な状態だと、分泌が低下してしまいます。

モチリンを味方につけて、便秘を解消するための夜の過ごし方

就寝中の消化吸収活動に大切な役割をするモチリンを充分に分泌させるために、夕食は寝る3時間前までには済ませて空腹で就寝しましょう。

また寝る前にリラックスして副交感神経を優位にしましょう。