消化と吸収を担当する小腸。小腸の働きにより血液の質が決まります。小腸の働きが悪いと栄養素が少ない質の悪いドロドロの血液に・・・。脂肪を増やしたり、血流も悪く・・・。
小腸の役割は、消化と吸収
腸の中でも小腸は、消化と吸収を担当しています。食べたものが約4時間かけて小腸を通過する間に、栄養素のほとんどが吸収されます。
小腸は、6~7mもの長さがあり、人体で一番長い器官です。ちなみに大腸の長さは、1.6~1.8m(身長とほぼ同じ)です。
小腸で吸収された栄養素が全身に送られる
小腸で吸収された栄養素が全身の細胞に送られます。小腸のすべての血管は、肝臓へにつながる太い血管である門脈つながっています。栄養素が血液によって、肝臓から心臓に送られ全身に送られるのです。
血液の質は小腸で決まる
血液の質は、小腸の働きが大きく影響しています。小腸の環境がいいと、栄養素が豊富な質のよいサラサラな血液が作られます。
反対に小腸の環境が悪く、栄養素の吸収がうまくいかないと、質の悪いドロドロの血液になります。
ドロドロで質の悪い血液は、脂肪細胞に取り込まれる
ドロドロで質の悪い血液では、細胞も嫌がってスムーズに取り込まれません。細胞に拒否された血液は、脂肪として体にたまるので、肥満の原因にもなります。
まだドロドロの血液で、血流が悪くなり、体の様々な場所に様々な影響がでてきます。