現代人は、ストレスや緊張などで自律神経のバランスが乱れて、交感神経が過剰になっている人が多いといわれています。
自律神経が乱れると、便秘やおなかの張り、IBS(過敏性腸症候群)等のお腹の不調がおこりやすくなります。
自律神経とは?
自律神経は、代謝や呼吸、血流、体温調節など自分の意思ではコントロールできない神経系のことをいいます。
交感神経と副交感神経
自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」の2つがあります。交感神経は、興奮したり緊張しているときに働き、リラックスしているときには副交感神経が働いています。
交感神経と副交感神経は、一方が上がると一方が下がる、シーソーのような関係にあります。
腸は副交感神経が優位の時にはたらく
腸は、副交感神経が優位のリラックスした状態で活発に働きます。強いストレスや緊張が続くと、交感神経が過剰になり、自律神経のバランスが崩れることがあります。
腸の働きが鈍くなって便秘になったり、腸がバランスを崩して、下痢や便秘を繰り返す、IBS(過敏性腸症候群)につながることがあります。