「飲みに行くと、もよおす」とか「酒好きに便秘の人はいない」といわれます。これらは医学的にも正しいそうです。
アルコールと腸の関係
適量のアルコールは、特に便秘気味の人にとっては良い効果が期待できるといえます。アルコールには、下記の働きがあります。
- アルコールを飲むと、消化管の血流が増して、胃や腸の働きが活発になる
- アルコールは小腸を刺激する
- いつもより大量に水分を摂取するため、腸内の水分が増えて、便が軟らかくなる
でも飲みすぎは、逆効果
しかし飲みすぎたり、強すぎるアルコールは逆に腸にとって悪影響になります。
アルコールが胃や小腸の粘膜を刺激して傷つけてしまい、消化吸収が妨げられることがあります。
また過剰なアルコールで腸の動きが活発になりすぎると、内容物からの水分吸収がおいつかずに、下痢になることがあります。