普段はスムーズにお通じがある人でも、旅行中は便秘がちになるという人は多いです。
旅行中に便秘になりやすい、5つの理由とは?
目次
トイレに行きたくなるのを避けるため、水分の摂取を控えている
特に女性にとって、旅行中のトイレは不安なもの。なるべくトイレに行かずにすむように、水分の摂取を控えがちに・・・。水分が足りないと便が固くなり、スムーズに排便しにくくなります。
旅行中は普段より歩き運動量が多く、汗もよくかきます。こまめな水分補給を心がけましょう。
便意を我慢しがちになる
「外出先で用を足すのはちょっと・・・」と便意を我慢してしまうことが便秘のきっかけになることも。1、2回なら問題ありませんが、長い旅行になるほど注意が必要です。
便意がおこったら、我慢は禁物。朝食の時間をゆっくりとるなどして、ホテルでトイレを済ませてから外出すれば安心です。
環境の変化や緊張で、腸の働きが弱くなっている
旅行による環境の変化によるストレスと、見知らぬ土地での緊張が腸に影響して、腸の運動が悪くなりがちです。
ストレスがあったり、緊張しているときは、交感神経が優位になり、腸は活発に働きません。
反対にリラックスしてゆったりと寛いでいるときは、副交感神経が優位になり、腸は活発に働きます。
旅行中は、普段よりゆっくりと朝食の時間をとるなどして、リラックスする時間を持ちましょう。1日のうちで最も強い便意が起こる朝、胃にものが入ると腸が動き始めます。コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは、胃を刺激してさらに便意が起こりやすくなります。
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食べ過ぎで、便秘に
たくさん食べると、便の量も増えるのでは?と思いがちですが、実は逆。食べ過ぎると消化に時間がかかり、かえって便が出にくくなります。
とはいえ、旅行中の食事は楽しみの1つ。つい食べ過ぎてしまいますが、頭の片すみに置いて置きたい知識です。
旅行中の食事内容が、便秘になりやすく
食事の内容も便通に影響します。お肉などの動物性たんぱく質は、消化に時間がかかります。
また旅行中は、野菜やフルーツがどうしても不足しがち。野菜やフルーツには食物繊維が豊富に含まれています。
特にフルーツには、便をやわらかくする水溶性食物繊維が多く含まれています。旅行中は、朝食のビュッフェなどでフルーツを積極的に摂るようにしましょう。
食物繊維は、便のかさを増やすだけでなく、善玉菌のエネルギー源になります。旅行中の野菜やフルーツ不足による食物繊維不足に備えて、携帯しやすい食物繊維のサプリメントを摂るのもおススメです。